トレーニングではその前後の食事にも注意を払う必要があります。そしてダイエットやパワーアップなど、トレーニングは目的別に行われるものです。その目的の内容によっても食事のポイントは異なります。
1.ダイエット目的の場合
ダイエットでは、体に必要なエネルギーをきちんととり、有酸素運動を多く取り入れるのがポイントです。
・栄養の摂取量
ダイエット中は、運動後にタンパク質を10g前後、糖質を15~25g程度摂取しましょう。運動後はこれらの栄養が不足した状態になっているため、しっかり補う必要があります。
タンパク質は筋肉、糖質は脳を動かすエネルギーとなります。エネルギーが足りないと基礎代謝が落ちて痩せにくい体になりやすいため、ダイエットしている時でもエネルギーはしっかり摂るようにしてください。
・運動のタイミング
脂肪を燃焼させるためには、食前に有酸素運動を行いましょう。ただし食前の空腹状態ではエネルギーが少ないため、ウォーキングや軽いジョギング程度にします。
そして運動後は栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。脂肪分を避けた野菜中心のメニューを選び、食後には軽い筋トレなどの無酸素運動を取り入れると、ダイエットの効果が期待できます。
2.筋肉目的の場合
筋肉を増やしたいなら、運動後に体重1㎏あたり0.25~0.3gのタンパク質を摂取するようにしましょう。そして糖質は体重1㎏当たり1~1.2g必要とされています。ただし栄養の過剰摂取は肥満につながる場合があるため、筋肉をつけたいからと言ってタンパク質の摂り過ぎには要注意です。
3.目的別摂取目安量
筋肉をつけたい場合は、食後2時間程度空けてから、筋トレを行うと効果的です。食後すぐは消化不良を起こしやすいため注意しましょう。
食後の運動は体脂肪が蓄積されるのを防ぐ効果も期待できます。
トレーニングで理想的な体作りをするには、食事も大事なポイント。栄養が偏らないように、それぞれの目的に合った食事を心がけたいですね!
《アスリート栄養食インストラクター資格の口コミ》
アスリート栄養食インストラクターは、スポーツ選手に必要な栄養素、競技特性に合わせた食事の内容、疲労回復のための栄養と食事、試合前後の食事法などを十分に身につけた人におくられる資格です。
ここでこの資格を取得した人たちの口コミをご紹介します。
・スポーツが趣味なので自分の栄養管理のために取りましたが、スポーツをしていない時にも役に立つ知識も身につきました。
・ダイエットのためにジムに通っていましたが、資格を取ってからは適切な栄養素を考えた食事がとれるようになりました。
・部活で頑張っている子供のために取りました。レパートリーも増えましたね。
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