スパイスには「香りづけ」「辛味づけ」「色づけ」と基本的な3つの使い方があります。ここではそれぞれの働きをしてくれる具体的なスパイスについてご紹介します。
1.香りが立つスパイス
・シナモン
「スパイスの王様」といわれるシナモン。日本ではニッキと呼ばれ、京都の名家「八つ橋」などのお菓子にも使われています。またインドではチャイやミルクティーなど、飲み物にも使われることでも有名ですよね。
・ローリエ
料理で肉の臭みを消してくれるスパイスと言えば、月桂樹とも呼ばれるローリエ。カレーやシチューなどの煮込み料理でお鍋に入れる前に入れると香りが引き立ちます。
2.辛味を出すスパイス
・唐辛子
唐辛子には意外にもビタミンが多く含まれています。調理法を問わないので、どんな料理にも合わせやすいのが特徴のひとつです。
・ブラックペッパー
爽やかな香りで強い辛味を持つスパイスです。形状はホールでも、ミルで挽いて粉末状にしても使えます。ミルで挽くなら、食べる直前にかけると香りがよく引き立ち、肉にも魚にも合います。
3.色づくスパイス
・ターメリック:カレーやピラフに
ターメリックは鮮やかな黄色に色づけしてくれ、染料にも使われています。日本ではウコンと呼ばれ、カレーに使われるスパイスとしてよく知られていますよね、黄色い色素成分の正体はクルクミンで、油溶性なので油で炒めるときれいに色づけできます。
・サフラン:パエリア・ブイヤベースなどに
サフランも鮮やかな黄色に色づけしてくれます。これはサフランの花のめしべを乾燥させたもので、スパイスの中でも一番高価だといわれています。
サフランは水溶性ですので、水やお湯に入れて色素を溶かし出します。カレーに合わせるサフランライスやパエリアに使うと華やかな一品になりますよ。
《スパイスインストラクター資格の口コミ》
スパイスインストラクターは、スパイスの種類、その効果や作用を理解し、スパイスを適切に使用可能な知識を持つ人に与えられる資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・スパイスに詳しくなったら料理のレパートリーも広がりました。
・いつもの料理がスパイスを上手く使うことで、今までとは全く違う味わいになります。
・今までなんとなく作っていた料理にも、上手にスパイスを入れると風味が全く違います。料理を作るのが楽しみになりました。
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