レジンとはひと言で言えば「樹脂」のことで、好きな形に成型できる素材ですが、この特質を使ってクセサリーや折り紙、プラバンと、いろいろな作品をコーティングすることもできます。
ここでは素材ごとの美しいコーティングができる方法をご紹介します。
1.折り紙やマステのコーティング
折り紙やマステなどにコーティングするときは、その紙質に注意しましょう。
一般的なコピー用紙、折り紙の場合、水分の吸収率が高い素材が多いため、レジン液を塗るとその中の水分がしみ込んで下が透けることがあります。すると発色が悪くなったり、文字などが書いてある場合はにじんだり色が落ちることがあるので注意が必要です。
また表面にビニール加工がされているオーロラ紙は、撥水性が高いため一般的な紙とは反対にレジン液をはじいてしまうことが多い素材です。この場合少し多めにレジン液を塗ることになりますが、均等に塗るのが難しいためどうしても凹凸ができやすくなります。できるだけ幅の広い筆などを使い、均等に多めに塗ることを心がけましょう。
まだコーティングやレジン液に慣れていない場合は、水分を吸収し過ぎず、はじき過ぎない性質を持つ「トレーシングペーパー」がおすすめ。最近では100円ショップでも販売されているため、紙を使いたい時には便利です。
そして厚みのある画用紙もおすすめです。水分を吸収しやすいものの、厚みによってコーティングしても透けた感じがなく、発色も保てます。
2.押し花のコーティング
押し花にコーティングする場合は、シリコンマットを使いましょう。
シリコンマットにあらかじめレジンを塗り、その上に押し花を置き、更にレジン液を乗せます。最初のレジン液には押し花の固定だけでなく、次にレジン液を乗せた時の反り返りを防ぐという目的もあります。後のレジン液は押し花の反り返りを防ぐため多めにしましょう。
3.プラバンのコーティング
プラバンをコーティングするときは、しっかりとプラスチックを固めるためにオーブンで下焼きをします。ただ下焼きをするとプラバンはとても小さくなるため、大き目に作っておきましょう。
《UVレジンデザイナー資格の口コミ》
UVレジンデザイナーは、レジンの基礎から理解した上、手作り方法を完璧にマスターし、応用できる人に与えられる資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・レジンアクセサリーを制作して出品できるようになりました。コロナが落ち着いたらセミナー開きたくさんの人に教えたいと思います。
・レジンアートを仕事にしたくて取りました。今まで自分でやってきた基本的な作り方に加え、より難しい造形を作成できる応用の知識まで身につけられました。
・花びらや写真、イラストなど、好きなものをレジンに閉じ込めたオリジナルアクセサリーが友人に好評でよく頼まれます。
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