指圧とは指で患者の体のつぼに圧力をかけて疲労を取り除く作業のことです。そして指圧師とは、専門的な知識と技術をもって指圧を行う施術者のことを指します。
現代では昔にはなかった疲労の仕方が増しています。体の不調を訴える人が指圧を求める需要は、今後もますます高まることが予想されます。
では指圧師になるためにはどのような能力が求められるのでしょうか。
1.新しい技術を貪欲に取り入れる
指圧師として活躍するには、技術的な面はもちろんのこと、つぼの位置やそれぞれの効用をしっかりと理解することが必要です。しかしそれだけで指圧師として評価されるのは難しいでしょう。
同じ施術にこだわっていては新しい悩みを持つ患者に対応できなくなってしまいます。これまでにはなかった最新の施術方法や知識を取り入れていき、あらゆる悩みを持つ患者に対応していける能力を身につけていくことが求められます。
2.店舗の雰囲気づくり
指圧の施術は、疲労軽減や体調を整えること以外に、精神的な悩みの改善も期待されています。気持ちの面でリラックスできることで、身体的にも改善効果がみられるケースも多いのです。
最近では指圧の施術に、単なる疲労回復以外にリラクゼーション効果を期待する患者も増えています。そのような心理的な面での効果を高めるためには、施術中の雰囲気作りも大切です。
明るすぎるよりはやや暗めの照明に、あるいは無臭よりはリラックス効果が期待されるアロマを施すなど、雰囲気にこだわることでより効果的な施術を展開できるでしょう。
3.一人ひとりに合った施術
評価される指圧師になるためには、単に患者の希望通りの施術を施すだけではなく、一人ひとりがどんな悩みを持って施術を受けに来ているかを考え、適切な対処をすることが求められます。
施術による対症療法的な対処だけでなく、生活習慣から改善するためのアドバイスをすることも重要な仕事のひとつ。それぞれの状態を確認するために、ヒアリングなどで患者を理解する時間が不可欠です。
《つぼ押し士資格の口コミ》
つぼ押し士は、反射区を使ったつぼ押し、足、手、耳の反射区の位置を正確に覚え、足、手、耳どの部分が体のどこに対応しているかなど、反射区を常に意識したつぼ押しを行い、つぼ押しの知識を十分に身につけた人に与えられる資格です。
ここでこの資格を取得した人たちの口コミをご紹介しましょう。
・整体師ですが、この資格を取ったらつぼ押しの方が好評になりました。
・デスクワークなので目の疲れや頭痛、肩こりに悩まされていました。現在はセルフマッサージはもちろん、副業にもしようと家族に施術して練習しています。
・これまで不眠が続いていましたが、つぼ押しすると自律神経が整ってよく眠れ、目覚めもスッキリです。