刺繡糸はメーカーによってさまざまな違いがあり、それぞれの特徴があります。
ここでは各メーーカーの刺繍糸の違いと、その特徴についてご紹介します。
1.DMC刺繍糸
フランスのDMC刺繍糸は、ほぼすべての手芸店で取り扱われているほど、刺繍糸のメーカーの中ではとてもメジャーです。
発色が良く、光沢が美しいのが特徴でしょう。糸が太めなので、他のメーカーの同じ番手を使うよりもしっかりとした仕上がりになります。
2.OLYMPUS刺繡糸
日本のメーカが作っているOLYMPUS刺繡糸は、発色が良く華やかな色味のものが多いです。また蛍光色もあるので、POPな印象の作品に仕上げたい時にはぴったりです。
糸にはざらつきがあり、刺繍すると安定した仕上がりになります。
3.COSMO刺繍糸アンカー刺繍糸
日本のメーカーが製造しているCOSMO刺繡糸は、取り扱っている手芸店が少ない印象です。
淡い色味が多く、とても柔らかいのが特徴。身近なものに刺繍するときに使いたい刺繍糸です。
4.アンカー刺繡糸
アンカー刺繡糸は発色が良く、マットな質感です。ドイツのメーカーが作っていますが、他の刺繍糸に比べるとあまり見かけません。
使い心地はしっかりしているので、安定感が感じられる糸です。
【刺繍メーカーを選ぶポイントは?】
糸に指定のメーカーがある図案では、特にアレンジしたい希望がなければそれに従いましょう。指定がない場合は好みの色合いのものを選べばOKです。
刺繍糸選びも刺繍の楽しみの一つといえるでしょう。
刺繍糸は100円ショップでも購入できますよね。メーカー品のものと比べ、きしみやすく糸の目詰まりが起きやすいといわれていますが、お試しや練習用にするなど使い分けてみるのもよさそうです。
《刺繍デザイナー資格の口コミ》
刺繡デザイナーは、刺繍に関する基本的な知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・一般的なフランス刺繡やクロスステッチの他にも、ハーダンガー刺繡やこぎん刺しなども覚えられ、これからも刺繍するのが楽しみです。
・細かい作業ですが、ひとつ作品ができあがるたびに達成感を味わえ、リフレッシュできます。
・単に刺繍するという技術だけでなく、色の組み合わせ方や刺繍を刺すときの構図についても理解できるようになりました。
instructorshikaku.hatenablog.com
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