建築模型用にひとつ準備しておくと重宝する接着剤「Gクリア」。固まると白濁しますが、木工用ボンドのように完全に固化することがなく、ある程度の弾性(粘り、しなり)を保持できるので、広い面同士の接着よりはプラ棒などの細い部材や接着面の小さい部材の接着に向いています。
ここでは「Gクリア」の特性や注意点についてご紹介しましょう。
1.「これ、留められるかな?」を可能にする
模型を作っていると、面と面の接着だけでなく、薄い素材をピン(角と角を接するのみ)で固定したいという場面も出てきます。例えば家具や什器などの細かい造作物、椅子などの細かい固定が必要なケースなどにGクリアは活躍します。
もちろん他の接着剤でも仮止めにはなるのですが、Gクリアなら粘りがあるので多少難しい接合部でもうまく接着できます。ただ難点は乾いてから透明になるのではなく、多少固い固化物として残ること。美的に問題ありと思う時は、固化するのを待ってから、カッターなどで余分なノリをとるといいでしょう。
2.扱いは難しめ?
Gクリアは、チューブから出した時は粘液のような透明な液体です。空気に触れると急激に乾燥、白濁化していきます。またチューブを少し押してだけで出すぎてしまいます。
このため出すときは必ず厚紙や段ボールの切れ端などに使う分だけ出してから、細かい紙片などですくい取り、そのあとで接着面につけていくときれいに使えます。
大量に出してしまうと、使えない状態になってしまうので注意しましょう。
3.管理の秘訣は?
Gクリアは空気に触れると乾燥、固化してしまうという点に注意が必要です。
ふたをすれば乾燥しないというわけではありません。使うたびにふたやチューブの指し口についたノリが固まっていき、だんだんふたが閉まらなくなっていきます。
この場合の対策としては、ふたや指し口を毎回きれいにしておく、あるいはふたをした後でマスキングテープなどで更に巻いておくという方法があります。
また使う頻度が多くなければ小さいチューブを選んだほうがいいでしょう。
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