スタイリストはクライアントの求めるイメージに合わせた衣装や小物を使い、モデルなどに似合うスタイリングを作るのが主な仕事です。また撮影現場にも同行し、管理された衣装の返却まで行います。
ここではファッション雑誌の場合のスタイリストの1日の流れを見てみましょう。
ファッション雑誌の撮影は、撮影を行う場所によって開始時間が違いますが、ここではお昼から撮影が始まるという想定でのスケジュールの例をご紹介します。
1.スタジオへ
お昼から撮影が始まる場合、朝の9時にはスタジオ入りしていなければなりません。使用する衣装を車から降ろし、必要なものがそろっているか入念にチェックします。
2.最終的な打ち合わせ
9時半を過ぎると、出版社の担当者やカメラマンなどによる最終的な打ち合わせが始まります。
3.モデルのヘアメイクの開始
10時半ごろになると、モデルたちがスタジオにやってきます。担当者によってヘアメイクが施され、撮影のための準備が開始されます。
4.撮影本番
モデルの準備が整うと撮影が始まります。スタイリストはモデルが着用する衣装を随時確認し、汚れなど問題を見つけたら、主にスタイリストのアシスタントがきれいに直します。例えモデルが休憩している時間も、スタイリストにはその間にやらなければならない仕事が数多くあります。
5.休憩
撮影がひと段落すれば休憩に入ります。近くの飲食店からお弁当を配達してもらうことが多く、カメラマンなどと次の撮影の打ち合わせをしながら食事を摂ります。
6.撮影の再開
休憩後の撮影は午前中よりはスムーズに進むことが多いのですが、途中でセットの変更やメイクや衣装のチェンジが行われることもあり、スタイリストはその場の状況に合わせた臨機応変な対応を求められます。
7.撮影終了
撮影がすべて終了すると、カメラマンや出版社の担当者とともに画像チェックを行います。衣装などを手早く片付け、返却は主にアシスタントに任せます。
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