人間社会で犬が居心地よく安心して暮らすには、飼い主との主従関係が欠かせません。飼い主に体を触らせるのを嫌がったり、問題行動を起こすことがあったら上下関係が逆転している恐れがあります。
ここでは崩れた主従関係を立て直す方法についてご紹介します。
1.主従関係の築き方
・ホールディング
ホールディングとは犬の体を押さえる練習のことです。
ホールディングを行うことで、飼い主が優位であると教えることが可能です。最初は犬が抵抗感を示すことが多いので、少しずつ始めて慣れさせていく必要があります。
・要求に素直に応じない
主従関係を元に戻すには、犬の要求に簡単に応じないようにする態度も大切です。
犬の要求を叶えるときは、その前に必ずひとつ指示を出すようにしましょう。そして犬が指示に応じることができたら、初めて犬の要求したものを与えます。
・飼い主が先を行く
散歩の際に飼い主が先を歩くなど、飼い主が犬よりも先を行くというのも効果的です。
また犬を家の中で飼っている場合は、家に入る順番も大事。必ず飼い主が先に入るようにしましょう。
2.主従関係を築く際の注意点
・成犬の場合は根気強く
本来は子犬のころから主従関係を作っていくのが基本なので、成犬になってからしつける場合は根気強く長い目で見ていく必要があります。
・甘やかさない
家族のように暮らしている犬に対して厳しくしつけることを、かわいそうだと思う人もいるかもしれません。しかし人間社会で、犬が気持ちよく暮らしていくために主従関係は欠かせません。
・体調不良で吠えている場合もある
主従関係が崩れているのが理由だと思われる態度が、実は体調不良だったというケースもあります。そのため一時的な犬の態度を見るのではなく、いろいろな角度から様子を見てあげることも大切です。
《犬のしつけインストラクター資格の口コミ》
犬のしつけインストラクターは、犬種によるしつけの違い、首輪・ハーネス・知育玩具など道具を用いたしつけ方法、無駄吠えの対策などの知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・間違ったしつけや飼い方で犬にストレスをかけてきたことに気づけました。これから根気強くしつけしなおそうと思います。
・犬種別のしつけやトレーニング方法の知識を得て、犬とのいい関係が築けています。
・資格を活かして犬に関わる仕事をしたいと思っています。
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