水耕栽培は始める前の植物選び、種まき時の環境などで注意が必要ですが、栽培中についてもいくつか注意点があります。
１．肥料の濃度
肥料はそれぞれ植物に適した濃度や量が決まっています。
肥料が必要な植物なのにあまり与えていないと上手く育ちませんが、多ければいいというものでもないので注意しましょう。
２．日当たり
水耕栽培は室内でもできる栽培方法として人気がありますが、だからといって全く日が当たらないと生長できない植物も少なくありません。
水耕栽培をするなら、ある程度日当たりが確保できる場所がおすすめです。
３．風通し
水耕栽培には風通しも重要です。風通しが悪いとカビが発生しやすくなります。
万一カビを見つけたら早めに取り除きましょう。
４．気温・水温
気温や水温が適切でないと、植物の生長に悪影響をもたらすことがあります。
最適な温度は15～25℃だとされているので、室内でも真夏や真冬は注意が必要です。また水温は気温よりは変化が緩やかですが、日が当たり過ぎると水温が上がるので気を付けましょう。
５．根
水耕栽培は土で育てるよりも早く根が生長します。そのため小さな容器を使っていると、すぐに値でいっぱいになり根腐れを起こしてしまうことがあります。
その際には植え替えが必要となります。植え替えする時には根を傷つけないようにしましょう。
６．藻
日当たりの良い場所で栽培していると、藻が発生することがあります。特にガラスやプラスチックなど透明な容器を使うことが多い水耕栽培では、藻の発生に注意が必要です。
酸素や栄養を奪う存在である藻を発見したら、すぐに培養液を取り換えましょう。
尚、水の部分をアルミ箔で覆っておくと、藻の発生を防げます。
７．収穫のタイミング
収穫のタイミングが遅くなると、せっかく生った実が硬くなったり味が落ちたりします。
先延ばしにせずべストな時期にきっちり収穫して、おいしい野菜やハーブをいただきましょう。
８．酸素量
より本格的な水耕栽培をするなら、エアポンプの導入も検討しましょう。味にこだわる場合も同様です。
植物にとってより良い環境を整えるようにしてください。
《水耕栽培インストラクター資格の口コミ》
水耕栽培インストラクターは、水耕栽培を行う上で必要な知識に加え、野菜や果物などの特性別の栽培方法を熟知していることを証明する資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しますね。
・自宅の自分の部屋やベランダ、キッチンでも育てられるので、いろいろな植物を育てています。
・大葉や小松菜、豆苗などを育てて、楽しみながら節約しています。
・水耕栽培はペットボトルやコップなどの身近なものでも始められ、野菜を収穫する喜びも味わえます。
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