ドライフルーツはその名の通り、果物を乾燥させて作った食べ物のことです。乾燥させることで果物の水分が減り、糖分が凝縮されるので濃厚な甘さを味わえます。
ここではドライフルーツについてご紹介します。
1.ドライフルーツの歴史
ドライフルーツの歴史は紀元前にまでさかのぼります。
古代エジプトなどでは傷みやすい果物を少しでも長持ちさせたいと、いろいろな工夫がされていたといわれています。代表的なドライフルーツ、レーズンも紀元前にはすでに完成していたとか。
また古代ローマでは、貨幣の代わりに使われるほどドライフルーツは貴重品でした。
2.健康志向の高まりからニーズが拡大
ドライフルーツは生の状態よりもたくさん食べられます。栄養を豊富に含む皮の部分も食べられ、食物繊維やビタミンなどを効率よく摂取できるわけです。
そのため健康志向の人たちからニーズが高まっている食べ物になっています。
3.製法の違い
① 天日干し
太陽光で乾燥させます。
特別な設備は不要ですが、天候に左右されます。
② 熱風乾燥
バーナーやヒーターで熱を起こし、送風機を使って乾燥させる方法です。
③ 減圧乾燥
低めの温風を送り、乾燥室を減圧して乾燥させる方法です。
減圧により、乾燥スピードが速まります。
④ フリーズドライ
乾燥させた果物を急速冷凍し、真空状態にした乾燥室で乾燥させます。
色や成分の変化が少なく、長期保存が可能です。
⑤ 減圧フライ製法
装置内を真空状態にすることで水分が蒸発しやすい環境にし、低温の油で揚げる方法です。
バナナチップやサツマイモチップがこれにあたります。
⑥ 糖置換
果物を一度糖液に漬け込み、糖分量を高めてから乾燥させます。
果物内の水分の一部が糖に置き換わり、やわらかいままドライフルーツが作れます。
《ドライフルーツ製法インストラクター資格の口コミ》
ドライフルーツ製法インストラクターは、ドライフルーツのもつ栄養素や健康効果、作り方などの知識を持っていると証明される資格です。
ここでドライフルーツ製法インストラクターの資格を取得した人の口コミをご紹介しましょう。
・ドライフルーツと言えばバナナやレーズンぐらいしか知らなかったのですが、この資格を取りこんなものまでドライフルーツにできるのかと驚きました。ガン予防などの健康効果もよくわかりました。
・子供にも栄養価が高いフルーツを食べさせたくて取得。シフォンケーキなど手作りのお菓子に手作りのドライフルーツを混ぜて食べさせています。
・生活習慣病やアルツハイマー型認知症の予防にもいいと聞き、これから体調が気になる年齢なので取ってみました。意外な効果や使い方がわかりました。
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