カーミングシグナルを理解する大きなメリットは、犬に対する飼い主の勘違いを避けられることです。例えば犬をしつけをしている時にあくびをされると叱ってしまいたくなりますが、これは犬がストレスを感じている証拠。叱られることで犬は更に委縮してしまいます。
ここではカーミングシグナルの例をご紹介します。
5.そっぽを向く
犬がそっぽを向いたり、視線を外すのは強いストレスを感じている証拠です。
犬が視線を合わせるのは相手に敵意を感じていたり、威嚇している時です。視線を合わせないということは、その状態を解消したいということなのです。
まだ犬との信頼関係ができていない時期や、慣れていない犬の場合は、視線を合わせ続けるのは避けましょう。
6.口と鼻の周りをなめる
犬が口や鼻の周りをなめるのはよく見られますが、これもカーミングシグナルのひとつです。口の周りをなめるのは緊張や不安を感じている証拠。特に慣れていない場所や嫌いな場所にいる時はよく見られます。
一方鼻をなめるのは、相手に敵意がないことを示しています。
7.目を細めたり何度もまばたきする
犬が目を細めたり何度もまばたきするのは、注目されたくないという意思表示です。ストレスを感じていることもあるので注意しましょう。
8.自分のしっぽを追いかける
犬が動くものを追いかけるのは本能的な習性で、ひまつぶしにやっていることもあります。子犬の場合や、関心がなくなった時にすぐに止められる程度なら問題ないでしょう。
ただしスキンシップ不足や嫌いな場所に連れていかれた時、長い留守番などで、ストレスを感じている時にしっぽを追いかけてることもあります。また寄生虫など病気の場合もあるのでよく観察しましょう。
9.前足を上げる
犬が前足を上げるしぐさはかわいいものですよね。多くの場合飼い主へのアピール、また遠くや高いところを見ようと首を伸ばした時に見られるときは好奇心と考えられます。
しかし立っている時などに不自然に前足を上げている時は、ケガをしていることもあります。足を触った時に嫌がるなら動物病院で診てもらいましょう。
《犬のしつけインストラクター資格の口コミ》
犬のしつけインストラクターは、しつけの方法・無駄吠えの対策などの知識や、多頭飼いの飼育方法・成犬や老犬の管理といった実践的スキルを持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しましょう。
・愛犬の無駄吠えや噛み癖が改善しました。
・ドッグカフェでの新しいサービスの一環として、「しつけ教室」を取り入れるために取りました。ある程度知識が身についたお客様の犬に対する接し方がやや違っていることに気づき、取ってよかったと思っています。
・犬に関わる仕事がしたいので、今後資格を活かしていきたいと思っています。
instructorshikaku.hatenablog.com