ここでは日本インストラクター技術協会の「アスリート栄養食インストラクター」にちなんだトリビアをご紹介しましょう。
アスリートにケガはつきものとは言え、できることなら避けたいものですよね。
ではケガを予防するためにとっておくべき栄養には、何があるでしょう?
それは5つの栄養素!
1.カルシウム
疲労骨折を防ぐためには、骨や歯を作るカルシウム摂ることが必要です。
カルシウムは体内で作れない上に、排せつされやすいという特徴があります。
不足すると骨からカルシウムを出そうとするので、常に補給することが大事なのです。
2.ビタミンD
カルシウムを豊富に含む食べ物は乳製品や小魚などいろいろありますが、それだけでは吸収率が良くありません。
そこで必要になるのがビタミンDです。
ビタミンDはキノコ類や鮭、サンマなどに多く含まれます。
併せて食べることでカルシウムを効率よく摂ることができますよ。
3.コラーゲン
コラーゲンはタンパク質の一種で、骨や腱が作られるときの材料となります。
そのためアキレス腱損傷の予防になります。
4.ビタミンC
カルシウムと同じように、コラーゲンを効率よく摂るための栄養素があります。
それがビタミンCです。
ねん挫した時にも直りが早くなるので、併せて食べましょう。
5.鉄
鉄の役割は血液中のヘモグロビンの材料になることです。
筋肉を動かすためには、ヘモグロビンが運ぶ酸素が必要です。
鉄は特に持久力を必要とするマラソンなどには欠かせない栄養素です。
鉄を含む食べ物はレバー、貝類、赤身肉、牛乳、イワシ・カツオなどです。
この5つの栄養素さえ取っていればいいわけではなく、基本はもちろんバランスの良い食事を心がけましょう。
ただもしケガをしても直りが早いといわれているので、意識して摂っていきたいですね。
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