畳の部屋でゴロンと横になると何だか落ち着きますよね。
これはやっぱり日本人ならではでしょうか。
そんな畳の大きさに種類があるってご存知ですか?
【畳のサイズは4種類】
○京間(きょうま)
・サイズ:191㎝Ⅹ95.5㎝
・地域:西日本
・広さ:約1.82㎡
○江戸間(えどま)
・サイズ:176㎝Ⅹ87.8㎝
・地域:東日本
・広さ:約1.55㎡
○中京間(ちゅうきょうま)
・サイズ:182㎝Ⅹ91㎝
・地域:主に東北、中部地方
・広さ:約1.65㎡
○団地間(だんちま)
・サイズ:170㎝Ⅹ85㎝
・使われる場所:公団住宅、アパート、マンションなどの集合住宅
・広さ:約1.45㎡
この中で一番大きい京間と一番小さい団地間を6畳間で比較すると、その広さの差は
約10.94㎡ー約8.67㎡=約2.2㎡
になります。
2.2㎡というと、トイレ用の空間ぐらい。
ずいぶん違うものですね。
【畳は健康にいい!】
畳表に使われるイグサが健康建材ということは、実はすでに科学的に証明されてます。
① 空気をきれいにする!
東大工学部西村研究室によれば、畳の中のイグサのスポンジ状の部分に
大気汚染の原因といわれる「二酸化窒素ガス」を、吸収する作用があるとわかっています。
つまり天然のイグサに空気清浄効果があるということなんですね!
またイグサはホルムアルデヒド(シックハウスの原因になる物質)や、体臭、汗臭などのイヤなニオイも吸着します。
② 温度調節効果!
畳には熱を伝えにくい性質があるので、夏涼しく冬温かいという効果もあるんです。
言ってみれば自然の温度調節機能といったところでしょうか。
③ アロマテラピー効果!
そしてあの畳独特のさわやかな香りには、アロマテラピー効果があり気持ちをリラックスさせてくれる効果もあるといわれています。
畳の上で大の字になってお昼寝すれば、ストレスも解消されるかもしれませんね!