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栄養がない?キュウリの誤解~日本インストラクター技術協会トリビア

日本インストラクター技術協会のブログへようこそ!

ここでは日本インストラクター技術協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。

 

今回は日本インストラクター技術協会の「野菜パティシエ」にまつわるトリビアです。

 

ネット上で「キュウリには栄養がない」「ギネスも認めた!世界一栄養がない野菜はキュウリ!」といった記事を目にしたことはありませんか?

実はこれ、大きな誤解なのです。

 

ギネスで世界記録になっているキュウリの登録内容は

 

「最もローカロリーな果実」

 

これがなぜか「世界一栄養が少ない野菜」となって広まったようです。

 

「1本当たり約14kcal」と、カロリーが低いのは事実ですが、野菜の中で最もカロリーが低いわけではありません。

 

ただ学術的にはキュウリは果実に分類されます。

 

そして低カロリーだからといって、栄養がないわけではないのです。

 

水分95%のキュウリですから、すごく栄養がある!というとちょっと褒めすぎですがちゃんと栄養は含まれていますよ。

 

1.カリウム

キュウリの栄養の中で一番多いのがカリウムです。

 

カリウムにはナトリウム(塩分)を体外に出す働きがあります。

 

日本人は高血圧の人が多いので特に摂りたい栄養ですね。

 

またカリウムには利尿作用もあるので、むくみの解消に効果的です。

 

2.β-カロテン

β-カロテンはニンジンなど緑黄色野菜に多く含まれる栄養素です。

 

キュウリも見た目はβ-カロテンのせいで鮮やかですが淡色野菜。

 

そんなキュウリにも含まれているβ-カロテンの量はというと…

 

なんと!

トマトジュースと同じぐらいというから驚きですよね。

 

β-カロテンの働きは、ポリフェノールとしてガンの抑制作用、そして髪や肌の代謝や視力、粘膜を助けるビタミンAの材料になることです。

 

β-カロテンが不足すると風邪をひきやすくなるというので、風邪予防にもいいということになります。

 

その他にもキュウリには、マグネシウムやカルシウム、ビタミンK、ビタミンCなどが含まれています。

 

「キュウリには栄養がない」なんて大きな誤解。

 

夏には水分が多いことだけでもキュウリは大活躍してくれますよ!

 

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