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ここでは日本インストラクター技術協会の植物の資格にちなんで「マリモ」についてのトリビアをご紹介します。
マリモを見たことがある人は多いでしょう。
北海道のお土産にもらったり、水族館などで見る機会があったかもしれませんね。
マリモはそもそも何なのか?それは「藻」です。(和名→毬藻)
岩などにくっついていてふわふわしているアレですね。
マリモと言うとコロコロとした丸い形を思い浮かべると思いますが、藻ですから実は丸くなることこそ珍しいのです。
日本では丸くなるマリモは北海道の阿寒湖にしかいません。琵琶湖や河口湖などにもいますが丸くはないんです。
世界では丸いマリモは、ミーヴァトン湖(アイスランド)とオイツ湖(エストニア)などにいますが、阿寒湖ほど大きくはありません。
オイツ湖のマリモも小さくまばらにいるだけなんだとか。ミーヴァトン湖に至ってはほぼ絶滅状態だそうです。
そう、阿寒湖のマリモが数も大きさも世界一なんです。貴重ですね~
(そのような貴重なマリモですから、お土産で売ってるのは人工的に丸くないマリモを丸めたものなんです)
その阿寒湖のマリモの数、なんと4億5千万個!そのうち15㎝以上の大きなマリモは10万5千個!ただこの数は22年前のもの。
その後2019年から22年ぶりに調査して新しい結果が出ました!
総数は1/4に減っていたものの15㎝以上のマリモはなんと11万1千個に増えてました~何か嬉しいですね!
そして3月29日は「マリモの日」なんです。
この日は阿寒湖のマリモが特別天然記念物に指定された日。昭和27年のことでした。
まだはっきりとはわからないのですが、マリモのルーツは阿寒湖なんじゃないの?なんて言われているんです。
そうなったら世界遺産も夢じゃない!ぜひ登録されてほしいですね。
日本インストラクター技術協会では、植物に関するものの他にもさまざまな資格があります。ぜひチェックしてみてくださいね。