日本インストラクター技術協会のブログへようこそ!
ここでは日本インストラクター技術協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本インストラクター技術協会には植物に関する資格もあります。
多くの人に植物のことを知ってもらうことを目的に建てられている植物園。
日本最古の植物園は東京の小石川植物園です。
そしてもうひとつの日本最古の植物園は愛知県名古屋市の東山植物園です。
もうひとつとは「温室」のことです。
実は本来の日本最古の温室は、1870年に建てられた「東京官園」といわれているのですが現在はありません。
現存する日本最古の温室が東山植物園にある温室というわけです。
東山植物園の温室ができたのは1936年のこと。
この温室にはモデルがあるということです。
それは世界最古の温室である「英国王立植物園キューガーデン(キュー植物園)」で、名前を「パームハウス」といいます。
なんとこのパームハウス、2003年に世界遺産登録されました。
そんなイギリス風のおしゃれな東山植物園の温室は、「東洋一の水晶宮」呼ばれて国の重要文化財に指定されております。
長年の傷みから2013年から改修工事が始まって、8年ぶり(!)の2021年に一般公開されました。
結構長かったですね…
というのも何しろできたのが1936年ですから、戦争中は空襲に合い、伊勢湾台風の被害を受け、何より老朽化していたことがあって時間がかかったんですよね。
そしてもうひとつの理由は「復元」。
建てられた当初の姿に戻すことでした。
床のタイルは戦前性のものをもとに敷き直し、窓枠のアルミは銅に戻すなど細かな部分も当時の姿をとどめるように改修されたということです。
もちろん安全性も重視しています。
植物は開園当初から育てられているシンノウヤシなど13種類を始め、約400種類が無事移されました。
貴重な重要文化財、ぜひ機会があったら訪れてみたいものです。
日本インストラクター技術協会にはさまざまな分野の教える資格がそろっています。あなたもトライしてみませんか?