育てやすいハーブは家庭菜園でも人気がありますね。
愛情込めて育てたハーブを、料理などに使っている方は多いことでしょう。
○メディカルハーブとは？
ハーブはスパイスとしても使えますが、「メディカルハーブ」という面も持っています。
ハーブは自然療法のひとつで、医学が発達していない古代から薬草として使われてきました。
○「未病」なんとなく調子が悪い人に
そしてストレス社会といわれる現代では、メディカルハーブが再び注目を浴びています。
それはハーブに抗ストレス効果を持つものがたくさんあるからです。
また老化防止効果のあるハーブが、長寿社会でもある日本人に高い関心を持たれるのは当然のことでしょう。
そしてもうひとつ。
「未病」という言葉を聞いたことはあると思います。
「未病」は病気とは言えないけど、なんとなく調子が悪い健康ともいえないような状態のこと。
人間には自然治癒力が備わっています。
その力を利用してもとの健康な状態に戻す方法を「自然療法」といいます。
メディカルハーブも自然療法のひとつなので、体を未病から健康な状態にしていくというワケです。
○ハーブティーの効果的な飲み方
一番簡単な方法は、市販のハーブティーを飲むことです。
もちろん自分で育てたハーブでもOKです。
ポイントは普通の紅茶よりも長めに抽出すること。
3～5分を目安にすれば、ハーブの薬効成分が引き出せます。
始めは寝る前から習慣にしてみましょう。
そして朝にも1杯、計1日2回。
ふだん1日を振り返る余裕がない人も、ハーブを抽出して飲む時間だけはセルフケアと思ってゆっくりしてみませんか？
○他にもあるメディカルハーブ活用法
ハーブを入浴剤代わりにする「ハーバルバス」
アルコールにつけて「チンキ剤」にする
といった方法もあるので、自分の生活習慣に合ったものを選んでみてはいかがでしょう。
日本インストラクター技術協会にはさまざまな分野の教える資格がそろっています。ぜひチェックしてみてください。
