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ここでは日本インストラクター技術協会の「白米ソムリエ」にちなんだトリビアをご紹介しましょう。
お米の名前は1991年に「ひとめぼれ」が発売されるまでは、あるルールがありました。
それは国が開発したお米ならカタカナ、各都道府県が開発したお米ならひらがなで表記するというルールです。
例えば「ササニシキ」「コシヒカリ」「あきたこまち」などですね。
しかし1991年に国が開発した「ひとめぼれ」がひらがな表記されてからは、自由化が進んだということです。
ところでこのお米の名前には、ちゃんとそれぞれに由来があります。
○ あきたこまち(秋田県)
小野小町は秋田県湯沢市の生まれだとされています。
これにちなんで秋田県のおいしいお米として、みんなに愛されるようにという想いから「あきたこまち」とつけられました。
○ ひとめぼれ(宮城県)
出会ったとたんに、見た目とおいしさにひとめぼれしてしまうというのがその由来です。
公募38000件の中から選ばれました。
ひとめぼれはコシヒカリの次に流通量の多いお米です。
○ コシヒカリ(福井県)
「コシ」は越の国(北陸地方)、「ヒカリ」は光から「越の国に光り輝く稲」になるようにとの願いからつけられました。
新潟県のイメージが強いコシヒカリですが、実は福井県生まれのお米です。
○ ゆめぴりか(北海道)
「ぴりか」はアイヌ語で「美しい」という意味です。
北海道米の夢をになうお米になってほしい、という願いを込めてつけられた名前です。
○ 銀河のしずく(岩手県)
誕生したのは2016年と比較的新しいお米です。
キラキラと光る銀河のような米粒、そしてしずくは銀河のしずくの特徴であるつや、白さ、美しさを表現した名前です。
○ つや姫(山形県)
「つや」は炊き上がりのツヤと輝き、「姫」は10年かけて大事に育ててきたという想いからつけられました。
それぞれ長い時間をかけて開発した人たちの、願いや想いが込められた名前ばかりですね。