日本インストラクター技術協会のブログへようこそ!
ここでは日本インストラクター技術協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本インストラクター技術協会には飲み物に関する資格もあります。
ホッとしたい時に寄りたくなるカフェ。
でも17~18世紀のイギリスで流行った「コーヒーハウス」は、今のカフェとは雰囲気がずいぶん違ったようです。
そもそもコーヒーが誕生したのは14世紀のイエメンでのこと。
その後初めてコーヒーを提供するお店ができたのは、1554年のイスタンブール「カフェカーネス」でした。
【ロンドンのコーヒーハウスは女人禁制だった】
一方ロンドンで最初のコーヒーハウスができたのは1652年のことで、場所はオックスフォードだといわれています。
それ以来ロンドンだけでその数は1683年には3000軒、1714年にはなんと8000軒にもなりました。
そんなコーヒーハウスは身分に関係なく、誰でも出入りができていました。
たったひとつの条件は「男性」であること。
これに当時のロンドンの女性たちが猛反発!
市長宛てに嘆願書が出される騒ぎになったといいます。
でも結果的には女人禁制は守られました。
【コーヒーハウスは情報交換の場所】
当時のロンドンのコーヒーハウスは情報交換の場所でした。
そのため政治についての討論や、商談、株取引も行われるようになったのです。
その証拠に世界トップクラスの大手保険市場ロイズは、ロイズコーヒーハウスで生まれています。
また郵便配達がまだ不完全だったため、私書箱のような役割も持っていたそうです。
今のようなホッと一息ひとりの時間をゆったり過ごすというような癒しの場所ではなく、社交の場だった当時のコーヒーハウス。
カフェに行ってそんな歴史に想いを馳せるのもいいかもしれません。
日本インストラクター技術協会には、さまざまな教える資格があります。ぜひアクセスしてみてくださいね!