日本インストラクター技術協会のブログへようこそ!
ここでは日本インストラクター技術協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
仲のいい夫婦のことを「おしどり夫婦」とよく言いますよね?
このおしどり夫婦、なぜ「おしどり」なのか?
【おしどりとは?】
そもそもおしどりとは何なのか?
おしどりは「鴛鴦(えんおう)」と書いて、つがいを表します。
変換するとこの漢字が出てきます。
「鴛」はオスのおしどり、「鴦」はメスのおしどりのこと。
夫婦が仲睦まじい様子を例えて「鴛鴦の契り」
夫婦がいっしょに寝る布団のことを「鴛鴦の衾(ふすま)」
などといいます。
どう見ても仲がいい・・・
確かに写真などを見ると、オスメスが仲良くいっしょにいる姿がよく見られます。
でもその実態は違うんです。
【真のおしどりって?】
実はおしどりっておしどり夫婦というほど仲良くないんです。
いや、正確に言えばメスが卵を産むまでは「おしどり夫婦」なんですね。
そこまでの様子が「おしどり夫婦」の言葉の由来です。
おしどりはつがいになると寄り添って、いつもいっしょに行動するようになります。
ところがメスが産卵を始めた途端に、オスはどこかへ行ってしまうというんです。
時には次のメスに求愛行動をすることも・・・
それまでいっしょに行動していたのは仲がいいからではなく、メスが浮気しないように見張っていただけ。
最低ですね・・・
でもこれは人間から見た感想であって、自然界では子孫繁栄のため当然の行動だそうです。
メスはメスでヒナが生まれれば、子育てに一生懸命でオスのことはお構いなし、ていうかそんなころオスはいませんが・・・
おしどりはもともと一夫多妻制の動物なので仕方ないのですね。
「おしどり夫婦」という言葉があっても、実は当のおしどりはそうではなかったというちょっと矛盾する話ではあります。
日本インストラクター技術協会には、動物や料理などさまざま教える資格があります。ぜひチェックしてみてください!