日本インストラクター技術協会のブログへようこそ!
ここでは日本インストラクター技術協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本インストラクター技術協会に「銭湯ソムリエ」というちょっとユニークな資格があります。
そこで今回は銭湯の雑学のいろいろ後編をご紹介!
【銭湯の経営者は北陸出身が多い】
話は江戸時代までさかのぼります。
農村の若者は江戸まで出稼ぎに行っていました。
その仕事のひとつに銭湯があったのです。
重労働の銭湯の仕事ですが、北陸出身の人は粘り強く独立した人も少なくなかったそうです。
経営者となった人は血縁者を雇うことが多く、その結果北陸出身の人が多くなったのだそう。
東京は富山、新潟、石川が、大阪は富山、石川、福井の出身の経営者が多いということです。
【江戸時代の銭湯】
江戸時代は火事がご法度。そのため家にお風呂を作ることはありませんでした。
そこで湯屋と呼ばれる銭湯に通います。ここでは混浴が当たり前。
その後幕府から風紀が乱れるとのことで、禁止令が出たもののなかなか守られなかったようです。
また当初は蒸し風呂が主流で、その後お湯につかるようになってもその深さは約30㎝。半身浴といった方がいいかもしれません。
【銭湯の男湯、女湯の入口はどう決められる?】
まず1点目は地形的にのぞかれにくいかどうか。もちろんのぞかれにくい方を女湯にします。
とはいうものの、近所にのぞけてしまう建物がないわけがないのが現状です。
そのため目かくしの波板を取り付けます。
そして2点目は下水。上流の方を男湯に、下流の方を女湯にします。
これは女性の方がメイクを落としたり長い髪を洗ったりするからです。油分や髪の毛で下水がつまりやすいからですね。
結果的には2点目を重視して決められることになります。
銭湯はどんどん減っていますが、大きなお風呂にゆったり浸かるという文化は健在のため、スーパー銭湯などの大型温浴施設は人気があります。
日本インストラクター技術協会には銭湯ソムリエのような趣味の資格の他にも、デザインやペット等教える資格は豊富です。あなたも自分の得意分野でインストラクターを目指してみませんか?