日本インストラクター技術協会のブログへようこそ!
ここでは日本インストラクター技術協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
アニマルセラピーを知っていますか?インターネットやテレビなどでご覧になった人も多いかと思います。
アニマルセラピーは訓練を受けた動物の力によって、病気やケガ、あるいは精神的に傷ついた人に癒しを与える手法です。
アニマルセラピーは主に犬が活躍していて、セラピードッグと呼ばれています。
実際にこの手法によって、動かなかった手や足が動くようになったり、精神的な安定が得られたりしている人が大勢います。
セラピードッグが活躍する場は幅広く、病院を始め高齢者施設、心身障がい者施設、教育の場、児童施設、刑務所、被災地への訪問活動などがあります。
このようなセラピードッグになるためには、どのような経過をたどるのでしょうか。
ここでは国際セラピードッグ協会の場合を例にご紹介します。
セラピードッグになるには、まずさまざまなトレーニングを受けることが必要です。
【国際セラピードッグ協会のトレーニングの内容の一部】
・ハンドラーや患者さんとの「アイコンタクト」
・ハンドラーに合わせた「同速歩行」
・同速歩行を複数で行う「ラインマナー」
・ベッドから起き上がれない方のところでの活動のための「ベッドマナー」
このトレーニングの数は、なんと45種類以上もあるそうです。期間は通常2年半をかけます。
これまで国際セラピードッグ協会でセラピードッグとして活躍した犬の多くは、殺処分寸前だった犬たちです。そしてあの東日本大震災で被災した犬たちもいます。
トレーニングを受けている犬の中にはなんと全盲の犬もいるといいます。
心や身体に傷を負った犬たちは、同じように傷ついた人の気持ちがわかるのかもしれませんね。
日本インストラクター技術協会はインストラクターなど、教えるプロだけに与えられる資格がたくさんあります。本業、副業で教える立場になりたい方、すでになっている方も要チェックですよ!