日本インストラクター技術協会のブログへようこそ!
ここでは日本インストラクター技術協会の食の資格のひとつ「ナチュラルチーズソムリエ」にちなんだトリビアをご紹介します。
チーズは「人類が作った最も古い食品」と云われています。
そもそもチーズの誕生は数千年以上前だと考えられています。また誕生の地は中近東という説が有力です。
そのチーズの原料はもちろん牛乳…だけではないんです。しかも最も古いチーズの原料は牛ではなく、羊の乳。
今では市販のチーズのほとんどは牛乳が原料ですが、羊の他にもヤギの乳が使われたチーズもあります。
【羊のチーズ】
羊の乳は紀元前5500年にはすでに飲まれていたことがわかっています。
羊の乳を使ったチーズは、牛乳で作ったものよりもコクや甘みがあります。一般的にイメージされているよりもクセはなく食べやすいチーズです。
羊のチーズの種類にはフレッシュチーズの「フェタ」、イタリア産「ペコリーノ」、スペイン産「ケソ・マンチェゴ」、南フランス「ロックフォール」などがあります。
ちなみにペコリーノはイタリア語で「羊のチーズ」という意味です。
【ヤギのチーズ】
羊よりもクセが強いヤギのチーズ。それは牛や羊とは作り方が違うからなんです。その方法とは乳酸菌を多めに使うことです。
そのため酸味を強く感じます。これが苦手な方にはヤギのチーズはお勧めしません。でも好きな方にとっては独特の香りやこの酸味がたまらないのだそう。
ヤギのチーズには定番の「サント・モール・ド・トゥ―レーヌ」、やや裾広がりの円盤形をした「セル・シュール・シェール」、小さく真っ白な「シャヴィニョル」などがあります。
でもヤギのチーズの場合の選び方は、種類よりも熟成度合いで選ぶのがおススメです。
日本インストラクター技術協会ではチーズの他にも、味噌や山菜などのちょっと変わった資格があります。どれも教える立場になれる資格です。興味のある方はのぞいてみてくださいね。