日本インストラクター技術協会

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乾電池の発明は日本人だった~日本インストラクター技術協会トリビア

日本インストラクター技術協会のブログへようこそ!

ここでは日本インストラクター技術協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。

 

日本インストラクター技術協会には電気や建築関連の資格もあります。

 

この資格にも関係がある乾電池って日本人が発明したって知ってましたか?

その人は屋井先蔵という新潟県出身の人で、1887年に発明しました。

 

ただこの方、権利関係の知識に疎かったため(お金がなかったという人も)特許を取っていませんでした。

 

そもそも最初に電池を発明したのは1800年、電圧の語源にもなったイタリアの物理学者ボルタです。

 

この電池は銅とスズ、食塩水を使ったもので、こぼれないように持ち運ぶのが大変でした。

 

その後ボルタの電池に改良を加えたのが、イギリス人のダニエルでこれはダニエル電池と呼ばれています。

 

でもどちらも液体が漏れるのが欠点。

 

そこで1888年にはドイツのガスナーが電解液を石膏で固め、持ち歩いても液がこぼれない「乾電池」を発明したのです。

 

もちろんガスナーは特許を取っています。

 

屋井先蔵が乾電池を発明したのはガスナーの1年前。

 

でも特許を取っていなかったので、今も発明者はガスナーのままになっているのです。

 

なんだか残念ですよね~

 

屋井先蔵は13歳で東京の時計店に丁稚として入り、10年後の1885年には「連続電気時計」を発明。

 

1891年に日本で初めて電気関係の特許として認められました。

 

ただそのときに使った電池がダニエル電池だったため、冬場は使えない、手入れが大変というデメリットを解消しようと乾電池の開発にとりかかったというわけです。

 

それから3年間というもの平均睡眠時間3時間と、ナポレオン並みにがんばってきたのに特許を取っていなかったなんて残念過ぎます・・・

 

もしあなたが何かを発明したなら、必ず早めに特許を取ってください!

 

日本インストラクター技術協会にはさまざまな教える資格があります。ぜひチェックしてみてくださいね!