日本インストラクター技術協会のブログへようこそ!
ここでは日本インストラクター技術協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本インストラクター技術協会ではペットの資格も多く取り揃えています。
今最もたくさん飼われている動物は猫だといわれています。
その猫がSNSなどで何かのニオイをかぎ、口を開けて「ポカーン」とした顔を見たことはないでしょうか?
これは「フレーメン反応」と呼ばれるものです。
【フレーメン反応とは?】
フレーメン反応は、フェロモンのニオイをかぎ分ける際に起こる生理現象だと考えられています。
この現象は猫に限らず、犬や馬、羊、牛、馬、そして象やコウモリなど、さまざまな哺乳類に見られます。
犬は口をパクパクさせ、馬は唇をめくりあげて笑っているように見えるなど、その表情は動物によってまちまちです。
【フレーメン反応はなぜ起こる?】
フレーメン反応は簡単にはかぎ分けられないフェロモンを、第二の嗅覚ともいえるヤコブソン器官で感じ取ろうとして起こります。
つまりフェロモンをかごうとして起こる現象です。
よく猫のフレーメン反応の表情に、「あまりのクサさにあっけにとられてポカーンとしている」などとSNSに書かれていますよね。
【人間にもフレーメン反応は起こる?】
哺乳類に起こるのなら人間もと考えてしまいますが、人間には起こりません。
なぜなら人間にヤコブソン器官があるのは胎児のころだけで、生まれてから退化してしまうからです。
【フレーメン反応は猫たちにとって重要なもの】
このフレーメン反は猫たちにとって重要な役割をもっています。
フェロモンは他の動物を認識したり、判別するときに必要な物質です。
そしてそのフェロモンでお互いの詳しい情報確認したり、分析するときにフレーメン反応が起こるのです。
フレーメン反応はいつも起こるとは限りません。
猫の表情がかわいいからといって、無理にニオイをかがせるようなことはやめましょう。
日本インストラクター技術協会には、ペットやデザイン、植物などさまざまな教える資格がそろっています。ぜひチェックしてみてくださいね!