日本インストラクター技術協会

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入浴剤はいつできた?~日本インストラクター技術協会トリビア

日本インストラクター技術協会のブログへようこそ!

ここでは日本インストラクター技術協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。

 

日本インストラクター技術協会の資格に「銭湯ソムリエ」があります。

 

その資格にちなんで入浴剤のトリビアをご紹介しましょう。

 

【入浴剤のはじまり】

お風呂に入浴剤を入れて入るのは今は当たり前のようになっていますよね。

 

この入浴剤の歴史は、明治30年に発売された「くすり湯浴剤中将湯」に始まります。

 

もちろんそれまでも菖蒲湯やゆず湯などにみるように、植物を入れて薬効成分を使った薬湯という風習はありました。

 

また「塩湯」といって、海水を汲んできてそのまま沸かして入るという方法があり、これは今でいうバスソルトの始まりとも言えるでしょう。

 

江戸時代には内湯がまだなく、銭湯に大変人気が出て菖蒲湯やゆず湯にして入ったそうです。

 

並行して「薬湯」を専門とする銭湯もあらわれました。

 

【入浴剤ができたきっかけ】

そして明治時代に「くすり湯浴剤中将湯」ができたのです。

 

これはもともと婦人向けの「中将湯」を作ったときに出る残りを社員が家に持って帰ったのがきっかけでできたものです。

 

残りとはいえ生薬なので、お湯を入れたたらいに溶かして子供を入れたところ、あせもが治り体が温まったそうです。

 

その後「浴剤中将湯」として製品化、銭湯に売り込んだところこれが大ブレイク!

 

ただ冬は温まっていいのですが、夏は汗が引かないという声から、開発されたのが「バスクリン」です。

 

バスクリンが発売されたのは昭和5年で、その後戦争でいったんは発売中止になったものの昭和25年に再開。

 

そして内風呂が普及したころには「遠くの温泉より我が家で温泉気分」というキャッチフレーズで人気が出ました。

 

今でも人気のある白濁入浴剤の「日本の名湯登別カルルス」は、昭和62年に発売された商品です。

 

現在は2000種類を超す入浴剤が販売されています。

 

日本インストラクター技術協会には、教えるプロに与えられる資格が大変豊富にそろっています。本業、副業のためにあなたも挑戦してみませんか?