仕事や家事で忙しい人にとって、作り置きできる常備菜はありがたい存在ですよね。週末などにまとめて常備菜を作る人も多いかもしれません。実はマクロビ食にも常備菜として使えるものがたくさんあります。
1.マクロビレシピの基本
〇一物全体・身土不二・陰陽調和
一物全体とは食べ物を丸ごと食べること、身土不二は旬の食べ物やその地方でとれる食材を使うこと、陰陽調和は陰陽のバランスをとることです。これはマクロビの基本の考え方です。
〇皮や根っこも使う
「一物全体」の考え方に沿って、ヘタや根っこ、皮もそのまま料理に使います。
〇灰汁(あく)抜きしない
灰汁には雑味が含まれているとされ、一般的なレシピでは欠かせない工程です。しかしマクロビオティックでは灰汁も立派な食材のひとつとされているので、灰汁抜きは行いません。
〇旬の食材を使う
季節や土地に合った食材を使用するという考え方の身土不二。旬の野菜には栄養が豊富に含まれているだけでなく、暑い季節には体を冷やし、寒い季節には体を温めるなどの役割を持っています。
2.マクロビ常備菜のおすすめレシピ
・きんぴらごぼう
通常のきんぴらごぼうとは違い、マクロビでは注意したいポイントがあります。
まず食材は皮付きのままで(一物全体)、ごぼうやレンコン、ニンジンはたわしなどで軽く洗うだけで大丈夫です。そして調味料は醤油だけで素材の味を引き出します。
醤油は国産大豆を使用(身土不二)したもので、遺伝子組み換えでないものを選びましょう。
・筑前煮
筑前煮に使われる根菜類は、マクロビに最適な食材です。特にニンジンやごぼうは「陽」の性質をもっているため、体を温め胃腸の働きを活発にしてくれるなどの効果があります。そして筑前煮の場合も、皮むきや灰汁抜きは不要です。そのため調理時間が短縮され、忙しい人にもぴったりと言えるでしょう。
《マクロビソムリエ資格の口コミ》
マクロビソムリエは、マクロビオティックの三大理論や野菜の選び方、実践レシピなどを十分に理解していると認められた人に与えられる資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・以前は自分の好きなものばかり作って食べていましたが、体に良くないと思い資格を取りました。健康的な食事になったと思います。
・マクロにを学んで食事作りの価値観が180度変わりました。人生100年時代を健康に生きていくためにも、旬の野菜をメインにしたおかずづくりはもちろん、調味料にも気を配るようになりました。
・マクロビを知ることで、自然にバランスのとれた食事ができるようになりました。
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