小麦粉はたんぱく質の含有量によって分類されます。一番多いのが強力粉、次に中力粉、最も少ないのは薄力粉です。この違いはパンが焼きあがった時、その硬さにあらわれます。
ではパン作りに一番合う小麦粉はどれでしょうか？
１．パン作りにおすすめなのは”強力粉”
・パンのふっくら感やモチモチ感を作る強力粉
パン作りには、小麦粉が粘り気の強い成分「グルテン」を豊富に含むことが重要です。そのグルテンの原料になるのがたんぱく質。つまりパン作りにはたんぱく質の含有量が多い強力粉が適しているといえます。
パン作りに強力粉を使うと、パンにふっくら感とモチモチした食感が生まれます。
・お菓子作りには薄力粉
お菓子作りに適した小麦粉は、パンとは反対でグルテンをあまり含まない薄力粉です。クッキーにほしい食感は、モチモチ感ではなくサクサクとした歯触りです。この食感が出るのがたんぱく質の含有量が少ない薄力粉になります。
２．パンに合わせた選び方
「パンには強力粉」と言っても、パンには多くの種類があるのでそれに合わせた小麦粉を選ぶことが必要です。
・バゲットやデニッシュには中力粉
外側がハードな食感のバゲットやサクサクした歯触りのデニッシュには、中力粉を使うのがおすすめです。
このようなパンの場合、大事なのは外側はカリっと焼き上げ、中はソフトな食感にすることです。強力粉を使うと、生地が空気を含んでいるため外側もソフトでふっくらしたパンに仕上がってしまいます。
・食パンは強力粉
食パンの魅力はふっくらとした柔らかさです。そのため食パンを作る時には強力粉がおすすめです。強力粉はグルテンをたっぷり含んでいるので、ふっくらとやわらかい食感にできます。
《ベーカリーパティシエ資格の口コミ》
ベーカリーパティシエはパンの種類や製法に関してあらゆる知識をもち、加えて実践的なパン作りの手順やポイントについての技能も持ち合わせていることが証明される資格です。
ここでこの資格を取得した人の口コミをご覧ください。
・なくてはできないと思っていた特別な機械を買うことなく、子供といっしょにパン作りを楽しめています。
・旬の素材を使ったパンやアレルギーの子どもでも食べられるパンが作れるようになってよかったです。
・自分で材料を選び、自分好みのパンが作れるようになりました。
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