ベランダ菜園ではいろいろな野菜を育てられますが、野菜の種類によって合うプランターの深さは異なります。野菜に合ったプランターを選ぶことで、しっかり根を生長させることができ、収穫できる量だけでなく質もアップします。
１．プランターには素材、大きさ、深さがある
なぜプランターに多くの種類があるのか？それは植物にとって土の中の環境が非常に重要だからです。
ご存じの通り、植物は土の中に根を張って生長しますが、根からは水分や栄養分などが吸収されます。しかし根に合ったプランターでなければ、根は正常に生長できません。プランターは大き過ぎると土の水分によって根が腐ってしまったり、土の重みで根が生長しないなど、植物に悪影響を及ぼします。反対に小さ過ぎれば、根が詰まってしまう原因になります。
プランターは植物に合ったサイズを選ぶことが大事なのです。
２．ベビーリーフやバジルなら浅いプランター
プランターには大きく分けて、小型、中型、大型の３つのサイズがあります。
ベビーリーフやバジル、ラディッシュといった野菜を育てる時には、深さ10～15cmの小型のプランターがおすすめです。これらの野菜やハーブは浅い場所に根を張るため、小型が向いています。
３．背が高くなる「葉野菜」は、高さに合わせて中型のプランター
ほうれん草や水菜、小松菜、ルッコラといった、背が高くなる葉野菜におすすめなのが、中型のプランターです。葉野菜の他にも、カブや枝豆、玉ねぎも中型が向いています。
４．背が高くなる野菜は根が十分に伸ばせる深いプランター
家庭菜園で最も一般的なのが、トマトやナス、キュウリといった土から上の部分が大きく育つ野菜です。このような野菜の場合、土の上の部分が大きくなると同時に、根も地中深くまで伸びるため、深さ30cm程度の深型のプランターを選ぶのがいいでしょう。またゴーヤやオクラ、インゲンも深型がおすすめです。
そしてニンジンやダイコン、ジャガイモのように、地中育つ野菜もできるだけこのタイプを選びましょう。
《家庭菜園士資格の口コミ》
家庭菜園士は、さまざまな植物と野菜の種類を完璧にマスターし、それぞれに最適な育て方や環境を理解し、土や水、雑草や害虫に至るまでのベランダ菜園の基礎を身につけている人におくられる資格です。
ここで、家庭菜園士の資格を取得した人たちの口コミを見てみましょう。
・ベランダでこれほどの種類の野菜を育てられることに驚きました。しかも簡単に管理や世話ができる知識が身について毎日が楽しいです。
・ベランダのスペースを有効活用できてよかったです。
・菜園の基本知識から管理方法までわかるようになり、植物が生き生きと育っています。
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