お隣との境界や、道路からの侵入を防ぐための方法としてフェンスを立てるのは味気ないものですよね。そんな時は生垣としてツル性の植物を育ててみてはいかがでしょう。
ここでは生垣に向くツル性植物の中からカロライナジャスミンとハゴロモジャスミンをご紹介しましょう。
1.カロライナジャスミン
カロライナジャスミンは、マチン科の植物で毒性があり、同じジャスミンと言ってもジャスミン茶に使われるモクセイ科の植物とは全く別の植物です。
アメリカ原産で、ノースカロライナやサウスカロライナとして知られるカロライナ周辺地域が自生地となります。
・カロライナジャスミンの特性
常緑性で生育は旺盛、耐寒性もあるため、ツルをフェンスに絡ませるのに向いています。伸ばしたい方向にツルを誘引すれば、立派な生垣になってくれるでしょう。ツルは環境が良ければ5~6メートル近くになることもあるため、隣家にまで伸びてしまう時は剪定します。
カロライナジャスミンは4~7月にかけ、黄色いラッパ状の花をたくさん咲かせます。一面に咲く花は、生垣としてだけでなく、観賞用にも役立ってくれるでしょう。
2.ハゴロモジャスミン
ハゴロモジャスミンはカロライナジャスミンとは違い、モクセイ科の植物ですが、ジャスミン茶のようにお茶に利用される植物とは別種になります。
中国原産で常緑性です。ただカロライナジャスミンほどはツルが伸びず、3メートル程度となります。
・ハゴロモジャスミンの特性
花が咲くのは3~4月ごろにかけてです。薄いピンク色のつぼみをつけ、愛らしい白い花を咲かせます。
カロライナジャスミンとハゴロモジャスミンは、どちらも比較的強い香りの花を咲かせますので、近隣への配慮をしたうえで生垣として検討してみてください。
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