ハンドクラフトのひとつの手作り石鹸は、安全な材料を使って作れるため、ナチュラル志向の人にピッタリです。センス良く仕上げればプレゼントにも最適です。
ここでは手作り石鹸の作り方についてご紹介しましょう。
1.手作り石鹼の作り方
① コールドプロセス
【材料】
・油脂
・アルカリ(苛性ソーダ)
【作り方】
・苛性ソーダと水を混ぜてアルカリの水溶液を作る
・オイルを湯煎して溶かし、アルカリ水溶液と混ぜる
・泡だて器で20分ほどかき混ぜていくと固くなり始めるので、泡だて器の跡が残るようになれば石鹸型に流し入れる
・2~3日程度置いて固まったら型から外して切り出し、風通しのいい場所で1カ月ほど乾燥させる
② ホットプロセス
材料はコールドプロセスと同様で、作り方で違うのは型に流し入れる前に加熱する点だけです。こうすることによって石鹸が固まる時間と乾燥する時間が短くなります。
2.グリセリン石鹼の作り方
アルカリ性が非常に強い苛性ソーダは取り扱いに十分注意が必要です。そんな苛性ソーダを使うのは怖いと感じる方におすすめなのが、グリセリンを使った手作り石鹸です。
【作り方】
・グリセリンソープを2cm角に切る
・耐熱容器にグリセリンソープを入れ、電子レンジで扱いやすい程度(20~30秒)に温める
(好みで着色料やエッセンシャルオイルを入れてもよい)
・石鹸型に流し入れて冷ます
3.石鹼素地を使った石鹼の作り方
手作り石鹸の中でも最も簡単なのが、石鹸素地を使う方法です。
石鹸素地に少しずつお湯を入れて捏ね、粘土のようにまとまってきたら好みの形に成型します。その後乾燥するまで風通しのいい場所に置いておきましょう。
4.手作り石鹼のアレンジ方法
美肌効果を得たいなら、オリーブオイルやココナッツオイル、アボカドオイルを使いましょう。肌にやさしいのもメリットです。
いい香りにしたいならエッセンシャルオイルやドライハーブを入れるのがおすすめ。
またプレゼントにしたい場合は、色や模様、デザインに凝ってみると楽しいですよ。
《石鹸アーティスト資格の口コミ》
石鹸アーティストは、手作り石鹼の作り方を知っているだけではなく、その知識を他者に教えられるスキルを持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・市販の石鹸は刺激が強すぎるので、安全で安心、使い心地のいい石鹸を自分で作れるようになってよかったです。
・熱を加えない手作り石鹸は、自然由来の成分が壊れにくい上、美容成分も入れられるので満足です。
・コロナ禍で手を洗う機会が増えたこの頃、肌にアレルギーがある私にとって手作り石鹸は大切です。
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