子供にとって”お手伝い”は、食育のための重要なポイントです。年齢別に最適なお手伝いとそのポイントをご紹介します。
１．2～3歳
何でもやってみたい年ごろなので、遊びの延長のような手を使った作業がおすすめです。葉物野菜をちぎる、おにぎりを最後に一握りする、団子を丸めるといった作業なら、子供でも簡単です。
失敗しても怒らず、根気よく手伝わせてみましょう。
２．4～6歳
幼稚園に入れば器用な子なら包丁を使える子もいますが、万一のことを考えてプラスチックの包丁で、豆腐やちくわなど切れやすいものを切らせてみましょう。
またクッキーの型抜き、ピザのトッピング、フライの衣づけなどもこの時期に向いています。自分が手伝った工程が、どのような結果になるかわかれば、更にお手伝いが好きになるでしょう。
３．小学生以降
目玉焼きやゆで卵などの簡単なものでいいので、最初から最後まで自分でやらせてみましょう。この成功経験は子供にとって大きな自信になります。
しかしいくら器用な子でも、最初から一人で料理ができる子はいません。初めはフライパンを火にかけるといった、ひとつの工程を手伝わせ、少しずつできることを増やしていきましょう。
また大事なことは失敗しても怒らないことです。もちろん刃物をいい加減に扱ったり、火の始末を忘れるなどの危険な行動は厳しく注意することが必要ですが、多少料理に失敗したといった程度なら、いっしょに笑って済ませることが、子供に関心を失わせず、手伝おうと思わせることにつながります。
４．始めるタイミングは？
それでは子供にお手伝いをさせ始めるタイミングは、いつがいいのでしょうか？
親から「お手伝いしてみる？」「お手伝いしてくれると嬉しいな」と促す方法もあります。そして子供から「おてつだいしてみたい」と思ったときを見逃さず、やらせてあげることも重要です。
親にとって子供がお手伝いしてくれるのは、頼もしさやうれしさを感じる反面、面倒だなと感じることもあるでしょう。しかし子供がお手伝いしたいいうのは、今後の成長のためのチャンスです。本当に急いでいる時以外は、多少の面倒は我慢してお手伝いさせてみましょう。
《管理健康栄養インストラクター資格の口コミ》
管理健康栄養インストラクターは、食育基本法や栄養素の知識、食品表示の見方など、食育に関する知識を持っている人に与えられる資格です。
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・子供の偏食に悩んでいましたが、いっしょに料理をしたりわかりやすく栄養の話を聞かせるうち、偏食が少しずつ改善されてきました。
・子供が食物アレルギーなので今回得た知識はとても役に立っています。
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