犬の体の震えからわかる病気《ペットセラピーインストラクター資格の口コミ》

犬が震えるのは、寒さからや恐怖やストレスなどの感情のあらわれからくる場合もありますが、注意したいのが体の異常や病気からくる場合です。ではどのような異常や病気が考えられるのでしょうか？

犬が震えている場合、耳の感染症が原因になっていることがあります。その中でも特に注意したいのが中耳炎や内耳炎です。

耳の一番外側にある外耳の炎症が悪化すると中耳炎、中耳炎が慢性化すると内耳炎になりますが、内耳炎が悪化すると手術しなければなりません。

症状はどんどん悪化していくため、耳を気にするようなそぶりがある場合、耳の腫れが見られる、臭いがするといった場合は受診しましょう。

尚、耳の病気にはダニが原因の耳ダニも考えられます。また水や異物が耳に入っているケースもあります。

神経や頭部に異常がある場合にも、震えがみられることがあります。

例えば脳の神経回路のトラブルによって発作が起こる「てんかん」では、体のけいれんが見られます。そのけいれんは短時間でおさまって元の状態に戻るため、なかなか気づけないかもしれません。もし体を震わせて様子がおかしければ、動物病院で精密検査を受けるのが望ましいでしょう。

また脳の内部に腫瘍ができて、頭痛を感じている場合もあります。

犬の震えには食べ物や薬がもとで起こることもあります。

例えば処方薬の中にはバランス感覚が失われるものもあり、それが体の震えにつながる場合もあります。

また特に注意が必要なのが食べ物です。チョコレートやナッツなど、人間にとっては安全でも犬にとっては危険な食べ物も少なくありません。これらの食べ物の中毒はできるだけ早く受診する必要があるため、普段から犬の様子を観察しておくようにしましょう。

ペットセラピーインストラクターは、日常的な音、留守番や来客、引越しなどによる環境の変化、多頭飼い、子育てなどのさまざまなストレスの原因について理解し、適切に対処できる人に与えられる資格です。

ここでこの資格を取得した人たちの口コミをご紹介しましょう。

・犬の問題行動に悩まされていましたが、この知識を得た今はその原因が理解できました。正しい対処で犬といい関係を築いていきたいです。

・現代ではペットは家族同然の存在です。この資格を活かしてお客様にペットとのコミュニケーションの取り方をアドバイスしています。

・猫に問題行動が多かったのですが、現在は正しいコミュニケーションの取り方もわかり、問題行動は収まってきています。

日本インストラクター技術協会