和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、和食に欠かせない日本茶も海外から注目されるようになりました。日本人にとってなじみ深い日本茶ですが、専門的な知識となると身につけている人はそう多くはないでしょう。そこで日本茶について第三者に説明できる人材が求められています。
ここでは日本茶の資格を5つご紹介します。
1.日本茶セレクター(日本安全食料料理協会)
日本茶の基礎知識として、日本茶の歴史、茶葉の栽培や収穫方法など、茶葉の知識を習得していることが証明されます。また日本茶の値段の相場、良いお茶を見分けるコツ、日本茶の淹れ方の基本や注意点などについても学びます。
2.緑茶インストラクター(日本インストラクター技術協会)
茶葉別のおいしい淹れ方、茶道具の種類、茶葉の保管方法など、日本茶に関する一定の知識を持っていることが証明される資格です。また「茶葉の天ぷら」「茶葉の佃煮」など、茶葉を使ったレシピについても学べます。
3.日本茶アドバイザー(NPO法人日本茶インストラクター協会)
日本茶の消費者に指導や助言ができ、日本茶インストラクターのアシスタントとして適性がある初級指導者に当たります。近年の合格率は約80%で初心者でも比較的挑戦しやすい資格だといえるでしょう。
4.日本茶インストラクター(NPO法人日本茶インストラクター協会)
日本茶や食育に関する関心が高く、日本茶についての知識を消費者や初級指導者に対し、指導や助言ができるレベルに達していることが証明されます。近年の合格率は約35%と難易度は比較的高く、直接受験するよりもこの協会の通信講座で学習してからの受験がおすすめです。
5.日本茶マスター(NPO法人日本茶インストラクター協会)
日本茶インストラクター歴3年以上の会員が受験資格を得て、日本茶のプロとしてレベルアップを狙えます。日本茶インストラクターに対して、指導や助言ができるようになります。また資格取得後は、各種研修会や講習会の講師として活躍する人もいます。
日本茶を究めて国内外にアピールしたい人にとって、ぜひ目指したい資格と言えるでしょう。
《緑茶インストラクター資格の口コミ》
緑茶インストラクターは、茶葉別のおいしい入れ方、茶器の種類、チャノキの知識、各地の有名なお茶、日本茶を使った料理のレシピなどの知識を持つ人に与えられる資格です。
ここで緑茶インストラクターの資格を持つ人たちの口コミをご紹介します。
・緑茶の種類や正しい入れ方を覚えられたので、本来の旨味や香りを味わえてリラックスできる時間を過ごしています。
・お店で抹茶や煎茶を使ったジュースやスイーツをメニューに取り入れたら、お客さんからすごく好評です。
・緑茶で得られる健康効果や、おいしい入れ方を友だちにアドバイスしています。
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