猫にブラッシングは必要なケアです。その頻度は毛の長さによって違います。長毛種なら毎日、短毛種でも1週間に3回以上はブラッシングするようにしましょう。
ここではスムーズにブラッシングするための方法をご紹介します。
1.猫が喜ぶブラシ選びのコツ
ブラッシングの目的によって選ぶことはもちろん、飼い主にとって使いやすいもの、また長毛種か短毛種かによってもブラシの選び方は違います。
ブラッシングを嫌がる猫には、やわらかいラバータイプのブラシや、手袋型になっているペットブラシを使用するとうまくブラッシングできる確率が高められます。
2.体をしっかりチェック
ブラッシングを始めるときは、最初に猫の体をチェックしましょう。
毛で隠れたケガや皮膚の異常があったりすると、ブラッシングを拒絶する原因になります。またキズや炎症を悪化させてしまう恐れもあるため、なでながら触れられるのを嫌がる部分がないかチェックしましょう。
3.猫が好きな場所から始める
ブラッシングを行う時は、猫が触られて喜ぶところから始めましょう。猫自身もスムーズにブラッシングを受け入れられます。
猫と接するときはさりげなく体に触れて確認することが大事です。
4.手並みに沿ってブラッシングする
顔の毛並みは鼻を真ん中にして外側に広がっています。胴体は首から背中、お尻に向かって。そして腹は外から中心に、尻尾は付け根から先端が毛の向きです。
この毛並みに沿ってブラッシングします。
尻尾をブラッシングするときは、手を軽く添えるだけにして握らないようにします。
慣れないうちは一度に広い範囲をブラッシングせず、細かくブラシを通してあげましょう。
5.やり過ぎは禁物
ブラッシングは短時間が基本。猫が嫌がる前に切り上げましょう。その間3分程度。それでも嫌がる場合はすぐに中断します。
6.掃除しやすい場所でブラッシング
ブラッシングのあとは掃除が欠かせないため、フローリングの部屋や窓際、玄関がおすすめ。特に窓際の日当たりのいい場所は猫がリラックスしやすいので、苦手な子も受け入れやすいことがあります。
反対に掃除がしにくく、脱走しやすいベランダや玄関の外は避けましょう。
《猫の健康管理インストラクター資格の口コミ》
猫の健康管理インストラクターは、猫の種類別の知識、性格や手入れの方法、育てる環境などの知識を持っている人におくられる資格です。
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・保護猫を迎えるために取得しました。初めて猫を飼う人には取ってほしい資格です。
・猫カフェを開業するため、再確認の意味で取りましたが、まだまだ理解が足りないと反省しました。
・猫の寿命は約20年であることを考え、飼う前に育てる知識や心構えを身につけたくて取得しました。取ってよかったです。
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