デッサンは紙と鉛筆、消しゴムなど、特別な道具が必要なく誰でも始められます。しかしいざ始めようと思うと、何から手を付ければいいのかわからないということもあるでしょう。
ここではデッサンの基本的な制作手順をご紹介します。
1.構図を決める
デッサンを始めるときは、まず全体の構図から決めましょう。構図とは、モチーフをどの角度からどんなサイズで描くか、余白はどの程度とるかということです。
いきなり画用紙に描くのではなく、要らない紙にモチーフの大まかな形を描きます。光源や視点の位置を決めてデッサンを進めていくと、やり直しなどの失敗が防げます。
2.形をとる:輪郭
構図が決まったらいよいよデッサンを始めます。
要らない紙に描いたように大きく輪郭線を描いていきます。ここで実際の画用紙でのモチーフの大きさを確かめますが、まだこの段階では修正が多いので、やわらかめの鉛筆を使い弱い力で描きましょう。
3.形をとる:明暗・陰影
こうして全体の輪郭が決まったら、次に明るさに注意します。どの部分に光が当たり、どの部分が陰になっているかなどに注意しながら、鉛筆を入れていきます。
この時細かい部分に注意がいきがちですが、あくまで大きな視点で全体の形を考えながら行うことが必要です。
4.描き込む(質感の表現)
この段階まで進むと、どのような絵になるかイメージがはっきりしてきます。全体のイメージがつかめたら細かい部分を描き込んでいきましょう。
この時注意したいのが質感です。大きな形は出来上がっているため、部分による質感や素材の違いに注目して鉛筆を入れていきましょう。
【構図を決めるときのポイント】
・モチーフがより美しく見える角度を探す
いろいろな角度から眺めたり、モチーフの位置を変えたりすることで、デッサンに最適な角度が見つかります。
・いろいろな角度からクロッキーする
クロッキーとは時間をかけずにモチーフを描くことで、上手に描く必要はありません。いくつも描くことで、紙のサイズとのバランスが取れてきます。
《絵画インストラクター資格の口コミ》
絵画インストラクターは、デッサン、スケッチのさまざまな技法や各種類の道具の的確な使用方法などの専門的知識、技巧を持つ人に与えられる資格です。
ここでこの資格を取得した人たちの口コミをご紹介します。
・趣味で続けてきた絵画のレベルがグンとアップしました。
・資格を取ると不思議に自身がわいてきますね。絵を描くのが更に好きになりました。
・絵を描いている時は、無心になりストレス解消になります。毎日が充実しています。
instructorshikaku.hatenablog.com
instructorshikaku.hatenablog.com
instructorshikaku.hatenablog.com