食育の重要性が広く認知されてきた現在、食育の資格保有者が活躍できる場はますます広がりを見せています。
前回は保育園や学校、飲食店、子育て支援施設についてご紹介しました。
ここではその他のフィールドについて見ていきましょう。
5.介護施設
福祉や医療の現場では、食育が健康管理の基礎として重視されています。食育の知識があれば、高齢者の味覚や栄養吸収力の変化にも配慮した食事の指導ができるでしょう。
6.食品メーカー
食の安全に注目が集まる中、食品メーカーでも安全かつおいしい商品を開発しようという動きがみられます。
特に子供を対象とした商品を販売するメーカーでは、食育に関する知識が必須といえます。食育の資格保有者としての視点は商品やサービスの開発に大いに役立つものです。
7.料理教室
子供に栄養バランスの取れた食事を与えたい、正しい食習慣を身につけさせたいと考える親は多いものです。
資格を活かし、そのような悩みを抱える人に応えられるような料理教室を開けば、食育の知識を広められます。またイベントやカルチャースクールでの講師活動も可能です。
8.家庭
食育は学校などの現場でも必要ですが、最も大切なのは実際に食事をする場面が多い家庭だといわれています。
例えば栄養についてわかりやすく子供に教えたり、いっしょに料理をすれば食への関心を高められるでしょう。
また正しい知識に基づく食材選びや栄養バランスのとれた献立は、大切な家族の健康を守ることにつながります。
《管理健康栄養インストラクター資格の口コミ》
管理健康栄養インストラクターは、ビタミンなどの栄養素に関する知識や、腸内細菌が体に及ぼす働きなどの知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・介護施設での調理のスキルアップに取りました。知識を得ただけではなく、栄養士さんとの連携もスムーズになりました。
・アレルギー体質の子供に安全な食事をと思い取りました。将来の仕事にも活かしたいです。
・ファストフードが多かった以前に比べ、家族の健康を考えた食事が作れるようになりました。
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