避妊手術は猫にとって大きな負担となるため、迷う人も多いかもしれません。しかし避妊手術は発情期のストレスや体力消耗の回避、病気予防にもつながります。
ここでは避妊手術にかかる費用や注意点についてご紹介します。
1.避妊手術にかかる費用と日数
〇 費用
一般的な避妊手術の費用は20000円~35000円です。金額は病院の設備や立地などによって違ってきます。
またオスの去勢手術は15000円~20000円が相場です。
〇 日数
手術自体は数時間で終了しますが、手術前の準備や術後のケアを含めると1泊程度の入院になるのが一般的です。
退院後は約1カ月で傷口がふさがります。
*助成金について*
猫の避妊手術には助成金を活用する方法があります。
・市町村の場合
避妊や去勢にかかる費用の一部を負担。主に飼い主がいない猫に対する助成です。
・獣医師会の場合
飼い猫も対象になることが多いのが特徴です。
獣医師会所属の病院での手術が対象ですので、動物病院や獣医師会に問い合わせてみましょう。
2.避妊手術を受けるときの主な注意点
〇 手術前
術中に吐き戻して気管が詰まることを防止するため、約12~18時間絶食します。手術では非常に体力を消耗するため、術後は十分な栄養補給が必要です。
〇 手術後
術後は数日間の安静が必須です。ケージなどでゆっくり休ませて経過を見守りましょう。
3日から1週間程度の抗生剤や消炎剤が処方されたら、必ず使い切りましょう。
避妊手術のあとは運動量が減る上、食欲が増す猫が多いといわれています。肥満にならないように加減しましょう。
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猫の健康管理インストラクターは、猫の種類別の知識を持っていることが証明される資格です。
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