建築模型では作るものの大きさや種類によって、さまざまなボードを使い分けます。基本となるボードの種類を知っておくと、模型を作る際の迷いがなくなるので覚えておきましょう。
1.スチレンボード
建築模型で最もよく使われるボードがこのスチレンボードです。
高密度の発泡スチロール板に、白色上質紙を両面に貼ったもので、厚みにバリエーションがあり、適度な強度があるため、ベースになる地面を始め、いろいろな場所に使えます。
2.黄ボール
クラフト紙のような質感と色をもつ黄ボールは、厚み0.5~1mm程度のボール紙です。
家具や什器などの下地の材料としてぴったりです。
木工用ボンドで強力に接着できるため、スチレンボードよりも扱いやすいといえるでしょう。
3.ゴールデンボード
厚み1.0mm、ツヤのある純白のパルプボードです。スチレンボードと違い、ボードの小口が表面と同じ色になっているので貼り合わせて使うのに最適です。
また角を作った時の「面取り」が不要です。
4.スノーマット
厚み0.5mm程度の白いボード。薄くしなやかなので、曲面や小さい部分を作るのに適しています。
5.KMKケント紙
最も模型に使いやすいケント紙、KMKケントです。折り曲げて使ったり、黄ボールの表面に貼るなど使用方法は多彩です。
純白というよりはナチュラルな白で、模型の仕上げ材料として使う機会が多いでしょう。
《建築模型技工士インストラクター資格の口コミ》
建築模型技工士インストラクターは、スタディ模型、プレゼンテーション模型、検討模型、説明模型、展示模型、体験模型、比較模型、原寸模型などを十分理解したと捉え、実務において通用するレベルであると認められた人に与えられる資格です。
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