音楽レクリエーションとは、音楽を用いた心身機能向上やコミュニケーションを図る活動でその目的はさまざまです。
そして音楽レクリエーションを目的に合わせてスムーズに進めていくためには、押さえておくべきポイントがあります。
1.みんなが知っている曲を使う
有名な歌であっても歌詞を用意しましょう。高齢者には大きな文字で、更に手書きのほうが温かみがあり、レクリエーションを楽しんでもらえます。
2.高齢者には高齢者向けの選曲をする
参加者の意向に沿いながら選曲します。子供向けの曲は嫌がる人もいるので、流行した歌などを選ぶのがいいでしょう。
そして毎日変えるのではなく、最低でも1週間は同じものを使います。季節に合った曲なら見当識向上に役立ちます。
また歌い始める前にその当時の様子を話してもらい、回想法を取り入れることもできます。
3.見本を提示する
演奏、運動ともに、一人は前に出て実際の動きを見せましょう。またすべての人が立って行えるわけではありませんので、座っている場合の動きも提示します。
4.決まった流れに沿って行う
初めはレクリエーションに抵抗がある人でも、毎日同じ流れに沿って行うことで参加しやすくなります。そのためにも大まかな流れを作っておくことは大切です。
5.意思疎通が困難な人にも働きかける
施設や病院には失語症や認知症などによって、意思疎通が困難な人もいます。
普通の会話では適切な返答ができなくても、歌なら自然に口ずさめることがあります。ふだんしゃべれない人にも音楽レクリエーションをとおしてコミュニケーションを図ることが重要です。
《音楽療法カウンセラー資格の口コミ》
音楽療法カウンセラーは、音楽の歴史や効果などの知識を習得し、利用方法を身につけた人に与えられる資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しましょう。
・音楽療法は福祉業界ではよく知られている補完医療ですので、福祉に関わる人にはぜひ取ってもらいたい資格ですね。
・心理カウンセラーとして音楽療法の知識も身につけたくて取得しました。生活での音楽の取り入れ方についてもアドバイスできるようになりました。
・音楽療法という形で音楽に関わり、人の役に立てるようになれたらと思います。
音楽療法を仕事やボランティア活動に役立てたい方は、日本インストラクター技術協会の公式サイトにアクセスしてみてはいかがでしょうか。
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