軟菜食は普通の食事と同じ食材を使って作ります。ただし食材の大きさや柔らかさを調整する点が普通の食事との大きな違いです。
そのため介護食のなかでは比較的普通の食事に近いものです。
ここでは軟菜食の作り方のポイントについてご紹介します。
1.食材選び
軟菜食は食材の選び方が重要です。
まずゴボウやもやしなど、繊維の多いものは避けましょう。これはしっかり火を通しても繊維が残ってしまい、噛みにくいからです。
またがんもなどのスポンジ状のものは、口の中の水分を奪いやすいので避けた方がいいでしょう。
2.食材を柔らかくするように調理する
調理する際には煮込んだり蒸したりして、しっかり火を通すことが大事です。そのため煮込み料理や蒸し料理を選ぶと、軟菜食が作りやすくなります。
圧力鍋を使うと、時間がかからなのでおすすめです。
3.食材によって調理方法を調整する
食材には柔らかくしただけでは食べにくいものもあります。
例えば繊維の多いもの、厚みがあるもの、ぐにゃぐにゃしたものです。こういった食材は火を通すだけではなく、刻んだりつぶしたりする調理方法を取り入れてみるといいでしょう。
加えて揚げ物のような油が多いメニューはできる限り避けましょう。
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