「ラポール」とはフランス語に由来する言葉で「心が通い合っている関係」をあらわします。
本来の意味で使われるラポールは、「ちょうど相手のことを考えていたら、その人から連絡があった」「何となく相性がいい気がする」といった感覚的なものです。
ここでは心理学において知っておきたい、ラポールを形成することの重要性についてご紹介します。
1.現在のラポールの意味は?
もともと感覚的で自然に形成されるもの、という位置づけだったラポールの意味合いは、最近ではちょっと変わってきています。
それはカウンセラーがカウンセリングを行う上で、相談者と重要な関係性を構築することをあらわす言葉へと徐々に変化しました。
そして現在は心理学の世界だけにとどまらず、ビジネスや人間関係を円滑に進めるためのスキルをあらわす言葉として使われるようになっています。
2.ラポールの重要性
ラポール形成のひとつ目の重要性は、お互いの気持ちが通じやすくなる事で、「コミュニケーションが円滑になる」ことです。
そして相手の警戒心や不信感がなくなり、「本音で伝えたいことを話し合える」ようになります。
またラポール形成はビジネスシーンにおいても、提案を聞き入れてもらいやすくなることで「ビジネスの成果」につながります。
プライベートでもラポール形成を意識すれば、「相手との親密度が大きく変わる」はずです。
ラポールは公私ともに重要なものなのですね。
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