ここでは日本インストラクター技術協会の「アスリート栄養食インストラクター」にまつわるトリビアをご紹介しましょう。
酸素の有無で分けた運動の種類で、有酸素運動と無酸素運動がありますがこの運動の違いわかりますか?
違いを知っていると、ただやたらと運動するのではなくダイエットや筋トレなど目的に合わせた効率的な運動ができます。
【なぜ有酸素・無酸素?】
有酸素運動は「酸素を使って」糖質や脂肪をエネルギーに変えます。
無酸素運動運動は「酸素を使わずに」糖質をエネルギーに変えます。
【有酸素運動の特徴と効果】
○特徴
・筋肉への負荷が軽~中程度と低い
・無酸素運動に比べて、長時間継続できる
○効果
・体脂肪の減少
・高血圧の改善
・基礎代謝アップ
【無酸素運動の特徴と効果】
○特徴
・筋肉への負荷が高い
・疲れのもとになる”乳酸”が出るので、短時間しか続けられない
○効果
・筋力アップ
・基礎代謝アップ
【有酸素運動の主な種類】
・ウォーキング
・水泳
・サイクリング
・ジョギング
・ヨガ
・登山
【無酸素運動の主な種類】
・短距離走
・筋力トレーニング
・ウェイトリフティング
・投てき
【効果的な有酸素運動にするコツ】
・食後1時間半後に始める
【効果的な無酸素運動にするコツ】
・余力を残さずに全力で!
(※高血圧症、高齢者は注意が必要)
【ダイエットの向いているのはどっち?】
以前は有酸素運動の方がダイエットの向いているといわれていましたが、現在では無酸素運動との組み合わせがいいといわれています。
その理由は無酸素運動をすると、脂肪燃焼のホルモンが出るから。
有酸素運動で脂肪燃焼の効果を出すのに好都合というワケですね。
つまり
《無酸素運動 ⇒ 有酸素運動》の順が正解!
ただし注意点がひとつ。
無酸素運動で筋肉に負荷をかけ過ぎないこと。
かけ過ぎると逆効果になってしまいます。
そしてバランスのいい食事と、質のいい十分な睡眠も忘れずに!!